2007年11月16日
喜瀬別邸
以前からとても関心の高いホテルがある。今年の5月にオープンしたばかりのラグジュアリホテル。
「喜瀬別邸」
名護市部瀬名岬、あのブセナテラスを正面に見下ろす場所、喜瀬カントリークラブに面した位置にある。
近くにはテラスホテルズが運営する、2005年にオープンした「ジ・アッタテラス」という、ライバルとなるラグジュアリホテルもあるが、アチラは宿泊客以外は完全シャットアウトのプライベートホテルなので、10万円以上出して泊まってみないコトには、何とも分からない。
コチラは多少オープンになっており、レストラン程度なら利用ができる。とは言ってもコチラも積極的に呼び込むつもりは無いらしく、あくまでも宿泊ゲストのためのプライベートな空間・雰囲気を演出したいのであろう。
レストランは宿泊ゲスト専用のダイニングと一般客も入れるリストランテと2ヶ所ある。
料理はイタリアン、しかも日本のイタリア料理界の大スター!落合務さんが料理顧問を務め、メニューの総てにおいて監修しているとのこと。
コレでこの私が行かないワケにはいかんだろう。
実際に本人が作っているワケではないので、過度の期待は禁物だが、ホテルなどのハードの部分も是非とも見ておきたいので時間をつくり行ってきた。
エントランスを入ると、こじんまりとしたロビーのスペース、正面にはHPにある水面が広がる。右手はコンシェルジェカウンターのあるスペースとダイニングへ通じる入り口、左手にはラウンジコーナー。一般客が見物に来ても、見るものといったらこの程度。
水面を眺めながらダイニングへ行ってみる。
ランチタイムのメニューは2種類のみ。
A・4500円位とB・6500円位
いきなり二人で1万5千円のランチというのも無いだろ!? ということでAの方で・・・
前菜・スープ・プリモピアット・デザートのコース、セコンドは付かない・・・
前菜とプリモはそれぞれ6~7種類から選べる
前菜は無難なところで、3種盛合わせと魚介の盛合わせにしてみた
上質なリネンのクロスに琉球ガラスの青い皿がとても映えていた
フォカッチャなどパンがとても美味しかった
メインとなるプリモは名護浦湾で捕れたイカのイカ墨パスタと県産野菜のジェノベーゼ
ジェノベーゼにはゴーヤも入っており時折苦いのだ・・・
ちゃんと淹れていたカンジがする。
このランチが高いと思うか、妥当と思うかは人それぞれだろうが、私たち以外に食事をしていた数組は宿泊ゲストであろう。
地元からも沢山のお客さんに来てもらいたいという気持ちは皆無か。
喧騒を忘れ、ゆったりと優雅に食事できることは間違いなく、とても素晴らしい。この時間・空間にも料金を支払っているということだろう。
前記した「ジ・アッタテラス」もそうだが、ファミリー向けもあるなら子供連れお断りの大人だけの空間があってもいいハズだ。
まさにココも大人が寛げる空間である。できれば泊まってみたいものなんだが・・・