2011年01月18日
鬼怒川温泉 あさやホテル
何かと余裕が無くなり、手を付けられなくなった。
久しぶりに頑張って継続してみたいものだが。。
とりあえず、遡って昨年秋頃の話題から・・・
所要で9月の連休に、東京の実家に数日滞在した。
日程に余裕もあったので、親が「温泉に行きたい。」と言い出し、
急きょ高速を飛ばし鬼怒川に向かったのだった。
関東近圏で温泉地と言えば、「鬼怒川温泉だろう」
と言うことらしいので、宿選びは親に任せた。
そこで・・
鬼怒川温泉 あさやホテル
創業120年の老舗旅館だが、建物は本館12階建てと
別館の7階建て、全190室の大型ホテルだ。
HP(あさや)を見れば、ページの作り込みもキッチリして、
営業に力を入れていることは充分感じ取れる。
というのも、鬼怒川温泉といえば
古くから関東地方の大型温泉地として知られているが、
現在の実情はバブル崩壊後の客数の減少と
レジャーの多様化など、衰退の一途をたどっていった。
もちろん足利銀行の破たんもさらに拍車をかけた事だろう。
そこで産業再生機構が鬼怒川温泉再生支援を行い、
再生させたホテルの第1号が
この「あさやホテル」だった。
立派なエントランスに最上階まで吹き抜けのある本館は
鬼怒川温泉地に数ある宿泊施設でも指折りのスケール。
今回宿泊した部屋は別館「八番館」の
鬼怒川沿いの部屋。
この八番館は再生を機に、外食大手の際コーポレーションが
プロデュースを行い、大きく生まれ変わった施設。
八番館をつなぐ連絡通路は、一歩入ると趣がガラリと変わる演出。
御香がほのかに香る廊下、突き当たりの部屋に案内された。
2間続きの内装は上品に改装され、部屋からは鬼怒川を臨む。
アメニティグッズも靴下や垢すりなど、通常ホテルとは違った充実ぶり。
しかし、洗面・浴室は予算の都合上か、手を加えられた形跡はなし。
仲居さんからお抹茶を淹れていただき、しばし一息。
夕食までの時間を館内3か所の御風呂を巡ることに。
まずは、このホテル一番のウリである、本館最上階の露天風呂に。
鬼怒川の山並みを背に、檜風呂と船をかたどった船形風呂に
ゆったりと浸かる。遠くには鬼怒川温泉地の町並みも見える。
時間が早かったこともあり、自分ひとりで堪能。写真も撮っちゃえ。
抜けるような秋空と流れる雲を見上げて水面に漂う。。
気持ちイイ! サイコー! まさに極楽!
ただし露天風呂はお湯に浸かるだけ、洗う設備はない。
体を洗いたいなら他の御風呂へ。
入浴後の休憩所も温泉地の趣があって、のんびりできる。
別館「八番館」の休憩所
本館内の休憩所
ショップを覗いたり、マッサージをしているうちに
夕食の予約時間になっていた。。
夕食は八番館の個室料亭「吉鬼亭」で。
ここでの食事もたいへん満足できたので、
これはまた次の機会に。。
Posted by AMORE at 20:57│Comments(1)
│ホテル宿泊記 (Italia以外)
この記事へのコメント
秀峰館の休憩所と八番館の休憩所が逆になっています…
Posted by ゆっき at 2018年03月26日 17:34