Molto Amore　とってもアモーレ

神は細部に宿る。
God is in the details



建築家ミース・ファンデルローエの言葉とされている場合が多いが、
美術史家アビィ・ヴァールブルク や、
小説家グスターヴ・フローベール
も好んで使われた言葉とされており、その起源は不詳とされている。



ミース・ファンデルローエ（Ludwig Mies van der Rohe）
1886年ドイツ生まれ、20世紀のモダニズム建築を代表する建築家。
ル・コルビュジエ 　フランク・ロイド・ライトと共に
近代建築の三大巨匠と呼ばれる。



細部にまで手を抜かず、細かな配慮がされ作られたものは美しい。

「細部」が「全体」の完成度におよぼす影響を表した、
美しさと機能の追求は、すなわちディテールの追求である。

細部にまで手を抜いてはいけない。
細部の作り込みで全体の完成度は決まる。


といった、同じような意味で使われることが多い言葉であるが、
美術史家アビィ・ヴァールブルク にとっての「細部」とは
いったい何を指し、どんな意味するものなのだろうか。

幾つかの参考資料を見たが、視覚的な画面の中の部分的なことより、
歴史・文献を解読･復元、過去に対する畏敬が
作品の視点を広げることになる。というようなコトだろうか。