2008年01月14日
Almaviva アルマヴィヴァ & サラミ
FIRENZEの市場で購入したプロシュットや、ちょうど旬でもあったチンギアーレ(猪)のサラミをお店で真空パックしてもらい、我が家のお土産にしていた。
色んなモノが突っ込まれてて、何が出てくるのか予想のつかない我が家の冷蔵庫。
お歳暮に頂いた、北海道お取り寄せソーセージや、ハム等と共にパーシャル室に発見!
さぁさぁ、お休みだし早速スライスしていただきましょう!
じゃぁ、イタリアのVINO ROSSOかな? CERBAIONAチェルバイオーナにしようかと思ったが、
やっぱりコッチ、いってしまえっ~!Almavivaアルマヴィヴァ!
ということで、チンギアーレはまた今度にして(何で?!)、もう1本のサラミと北海道ペッパービーフをお供に・・・
チリのコンチャ・イ・トロとボルドーの1級シャトー、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが出資したジョイントベンチャーが作るスーパーワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨンが約80%、チリの代表品種カルメネールを約2割、そしてカベルネ・フラン。
重厚でカカオやスパイスなどの複雑な香りと果実味。香りからして、グラン・ヴァンを彷彿させ期待させる。
濃厚で重量感もある果実味!滑らかでバランスもイイ!フレンチオークの樽香漂う長~い余韻もたまらなくイイ。
たまに飲むならこんなモノで、特別な日にしちゃいましょう。って、TVで英吉さんも言っているし・・・
ロッシーニの名作、「セビリアの理髪師」〈今の歌声は〉をBGMに優雅な時間を演出してみたり・・・
アルマヴィヴァとはオペラ「セビリアの理髪師」に登場するアルマヴィヴァ伯爵の名前から付いたそうな。と言うか、ワインを詳しく紹介している多くのサイトでは、「フィガロの結婚」の登場人物と紹介されているけれども、それも確かにその通り。
オペラ「セビリアの理髪師」の好評を受けて、続編として書かれたのが「フィガロの結婚」だからアルマヴィヴァ伯爵は両方とも登場する。でも1作目と2作目では、伯爵の印象が大分違う。(下心ありの浮気者になっているから・・)
こんなに素晴らしいワインの名前がそれではあんまりなので、あえて一途に愛を貫くひとりの男性として描かれている1作目のアルマヴィヴァ伯爵としたい。
ラベルにあるイラストはチリの先住民族が祭りの際に演奏で使う太鼓がモチーフになっているそう。
買って損は無いワインです、裏切りません。
Posted by AMORE at 23:50│Comments(0)
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