リーガロイヤルグラン沖縄

AMORE

2012年06月25日 23:33



6月に新規オープンしたばかりのホテル
リーガロイヤルグラン沖縄に宿泊してきた。

沖縄に初進出となる、大阪の老舗ホテル、
リーガロイヤルホテルが運営する。
大阪での宿泊記事もあるので、こちらを。



場所は那覇市旭町の再開発地域
明治橋を那覇市街方面に向かうと
右手、モノレール越しに立つ14階建ての複合ビル。

1階付近は銀行・コンビニなどテナントが入り、
ホテル入り口は表通りから奥に入った
目立たない場所にある。

エレベーターはフロントのある最上階の14階まで直通。
シースルーエレベーターなので、
奥武山野球場、那覇軍港などの眺望も楽しめる。


EVを降りた14階ロビースペース

14階には、フロントの他、ラウンジ・バー、レストランもある。
チェックインを済ませると、宿泊フロア専用のエレベーターで
各階に降りてゆくことになる。


ロビーからの眺望、58号線と明治橋


客室は6階~13階まで。各フロアごとに
木かげ・空・森・海のテーマで設定されている。
大阪の「ナチュラルコンフォートタワーズ」と同じ演出だ。

今回の部屋は8階「森」のフロアー。

客室の特徴はツインRで35㎡あり、那覇市内の
ホテルでは最大級の広さとのこと。
そして、眺望を楽しめるビューバスを備えた部屋もある。


で、この部屋は、と言うと。。     
外の景色は最悪だ。。
おそらく館内でも一番販売しずらい部屋かもしれない。

シースルーエレベーター。。14階からの眺め。。
期待値を上げて、案内された部屋から見える風景は
眼前に迫る隣のビルの屋上部分と大きな看板。。

広さは申し分ない、設備も充実してる。 しかし!
高さ8階なのに、この風景はまさかのビックリだった。。

今回は仕事絡みの宿泊だったので、色々な事情は察する。
ビジネス利用で、その分割安な設定なら
関係ない、と言う人もいるだろう。

観光目的で来ているゲストに案内すれば
間違いなく不愉快になるだろうな。。

でも、ほとんどは眺望の良い部屋で、
この部屋だけが特殊なんだと思う。
部屋からの眺めも撮りたかっただけに残念だ。。


 
雰囲気のあるミニバー。「山崎」の隣はオリジナルの泡盛。
菓子類のサービスは無いようだ。

  

バスルームは余裕がある。バスタブも広い。
ハイクラスホテルでは定番のHansgroheも使用している。
ちなみに電話機と時計はJACOB JENSEN。

デジタルステーションじゃないところが残念。。
JENSENが生み出すデザインは芸術品だ。

 
一応、ビューバスのテイストを出したかったのか、
嵌殺し窓もあるが、バスルームにスピーカーは
付いてないのでTVが見れても映像だけ。
広さの視覚効果をねらっただけか。。

ドライヤーはNanoEなのが嬉しい。
ドライヤーの相性って結構あるものだ。

バスルームのリネン類も良い。
直接肌に触れる、タオルやガウン、マットは重要だ。


垢すりの柔らかい感触もイイ。
 

Sealyのベッドは快適そのもの。
これといったターンダウンのサービスもなかったような。。
 



日没の眺めの良い時間にディナータイム。
 

夕食は14階レストラン「Aiju」へ。
館内にレストランはこの1ヶ所のみ。

メニューは前菜・デザート類ブッフェの
プリフィックスメニュー。メインは魚or肉からチョイス。





メニュー構成はイタリアンとフレンチの混合。
沖縄らしさを前面に出しているカンジもない。
ゴーヤや島豆腐など食材をアレンジして所々使用している。



 
久しぶりのBellavistaでご満悦。
夕暮れの雰囲気のいい眺めと時間。。

カーテンウォールのアルミ枠が視界に入りチョット気になる。
もう少しワイドスパンにしてくれたら良かったのに。。

 


メインはオマール海老のポワレ。
 ソースアメリケーヌは大好物!
このソースだけでバゲット1本はイケる。。


 

 レストランフロアと連なってBarもある。
夜景を眺めるカウンター席と視線を遮る
ラウンジ席のチェアはカップルにもお勧めか?

もちろん食後はBarで2次会となる。。
 




翌朝、朝食は同じでレストランで。
昨夜とは違い、朝日が差し込む明るい雰囲気。




メニューは和洋食のブッフェ。
それほど大きくない施設ながら、
オムレツは好みを作ってくれる。ペストリーも美味しい。

 
 
 

 トマトジュースには添え物が欲しい。。
レモン、タバスコ、ソース、胡椒とか。。

 

ランチタイムはディナーと同様の
プリフィックスメニューとのこと。
2,000~3,000円弱で7種類程から
メイン料理をチョイスできるそうだ。



宿泊特化型と呼ぶらしいが、ハイクラスの設定ながら
バンケットルームやショップ、最近のホテルでは不可欠となった
エステ・スパの施設も無く、レストランも1ヶ所という珍しい施設。
 
その分、外部の人たちがウロウロすることも少なく
那覇市街地のホテルながらプライベートな静けさもある。


 フロントロビーやエレベーターホールなど館内には
琉球ガラスや絵画、陶芸など沖縄の若手作家の作品が置かれ、
落ち着きと静けさの演出に一役買っているかもしれない。


 料金設定や内容は、近隣のHBVやNテラスと同クラスかそれ以上。
若いスタッフのぎこちない応対は新規オープンならではのご愛嬌。
ただし、特殊な施設設定のため地元の人達に
浸透していくには、少し時間がかかるかもしれない。












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