にっぽん丸 石垣~台湾クルーズ ③台湾

AMORE

2012年08月05日 18:22


ずいぶん経ってしまったので、もうイイヤと思っていたら
写真データが見つかったので、せっかくだから掲載しておく。。

「 にっぽん丸 石垣島~台湾クルーズ」の最終回、台湾上陸の巻。

(通常のメインダイニング朝食)



台湾到着前の朝食風景。  
通常の朝食会場は2Fのメインダイニング(上)。
今日は6F最後尾にあるオーシャンダイニングへ。
メンダイはフルブッフェだけど、こちらのダイニングは
コールド物だけブッフェ。ホット物はオーダーの上品な雰囲気。

(オーシャンダイニング)





早朝、朝靄のなか、台湾の北の玄関口、基隆(キールン)に到着。

朝食を済ませたAM8:00頃、船の両側には異国の港町が続く入り江を
一番奥にある接岸バースに向かって静かに進んでいく。





船のすぐ隣のターミナルで入国審査を済ませ、外に出れば
オプショナルツアーの観光バスが待機している。


今回は台北市内観光ツアーに参加。

まずは。。

忠烈祠
抗日戦争や中国内戦で戦士した国民党政権下
英霊を祀った廟。毎正時に衛兵交代の儀式は見もののひとつ。





大門を通り広場の奥には真っ赤な大殿が。
首里城ではありません。

衛兵交代式にみなが群がり撮影する。

 

ランチタイムは台北一のド派手建造物、圓山飯店へ。

圓山飯店

言わずと知れた、台北のランドマークホテル。
日本統治時代、剣潭山の台湾神宮跡地だった場所に1952年建設された。

眺めの良いレストラン大ホールでツアー参加の皆さんと
円卓を囲んで飲茶のコース。

本場の中国料理で構えていたが、
とても慣れ親しんだ料理と味ばかりで拍子抜けした。

にっぽん丸の乗客年齢層は高めの人達(自分の親くらい)
ばかりなので、皆さんがお食事される量はそう多くない。。

大皿で取り分けなので、「あなた若いんだから、沢山食べなさい!」と、
どんどんお皿が回ってくる。のんびり食べてる余裕がない!苦しい!


お次は。。
(写真ありません)

故宮博物院 
世界4大博物館の一つで、収蔵品は数十万点に上る。
常設展示だけでも数千点あり、じっくり見学するには1日はかかる。
なぜか、ガイドさんの事前説明で撮影禁止を繰り返すので、
バスにカメラを置いて行ってしまった。
なのでここでは写真を撮らなかった。
(博物院イメージ Netより)


博物院で有名な展示物は「翡翠の白菜」
(イメージ)

建物のスケールは大きいが、展示物は小さいものばかり。
すごい細工技術を追求していくと
どんどん小さくなっていくのかな。。?
この白菜も手のひらに入るくらい。
館内お土産店は白菜のミニチュアグッズばかり。



そしてお次は。。
 

 中正紀念堂

蒋介石元総統を顕彰した建物で、
1Fフロアは蒋介石ゆかりの物が展示された資料館。
内部に当時のオフィスの様子などが再現
紀念堂の入り口へ向かって、89段の階段を上ります。
89段にしたのは、蒋介石の亡くなった年齢が数え年で89歳だったため。


 資料館内部

 紀念堂の上に出ました。

 
 

 最後に。。

龍山寺
1700年代に建立された名刹で、伝統的な宮殿様式の建物
 

 ちょうどこの時期は春節の旧正月ということもあり、
周辺の道路から、えらい混みよう。

ご高齢の方が多く参加しているこのツアー。
スケジュール予定時間を押してしまっているが
ガイドさんは何とか全て消化したいと気張っている。

バスはまともに停車できず、この人ごみに降り立てば
間違いなく乗船時間に間に合わない。


参加者からは「もういい!あきらめろ!」「船に戻れ!」の
怒声にも似たどよめきが上がる。
困ったガイドさん、「トイレ休憩」という苦肉の策。

「すぐ戻って来れる人だけ、よかったら見てきて」の声に
小走りで寺社内に突入。
しかし、人の波というか、うねりというか、
すごいことになっているので、とても本堂には近づけない。
 


10分間のトイレ休憩&見学終了後、急いで港に戻る。
ドライバーさんの運転も心なしか荒い気がする。 




予定出航時間を30分程遅れて、
待っていた舞踊団の方達もようやく仕事開始。
見送りの演舞終了後はさっさと片付けて立ち去る。すんません。。




夜景に照らされる街の明りは何とも情緒がある。

一路、沖縄に帰る。
最終日3日目の夕食はキャプテンズディナー。
ドレスコードはスマートカジュアルという、
どうしたら良いのか微妙な設定。
タイは無くともジャケットは要着用ということらしい。
食事の内容はコチラを。


翌日、半日を船内でゆっくり過ごし、午後に那覇港へ到着。
港で解散となる。空港へ向かうバス、市内へ走るタクシー。
スーツケースを港から発送する宅配便もズラリ並ぶ。

おもろまち駅行きのバスに便乗させてもらい帰途につく。


いつもの飛行機を使った旅行とは
まったく違う新鮮な印象だった。

船内でみな、思い思いに過ごし、ディナーを楽しむ。
翌朝目が覚めると、次の目的地に到着している。
滞在するホテルが移動しているような感覚。

船だけに乗り物酔いが心配されるけれど。。
確かに揺れている。。

初日の夜こそ違和感を感じたけれど
2日目には三半規管も慣れてしまい
地上に降りると、逆に揺れているような
感覚になってしまう。

帰宅してから、翌日までアタマが揺れていた。
これも船旅の楽しい思い出のようなもの。

費用と時間に余裕があるならば、いずれまた
色々なクルーズ船に乗船してみたいと思う。
それだけの魅力がある。




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