インディアンの生きかた

AMORE

2007年03月29日 19:03

数年前、アメリカインディアンの生きかたをテーマにした書籍がブームになったことがある。



さまざまな問題を抱えながら生きている現代人にとって、どんな生き方、どんな人生を歩むかを考えた時、



今生きていることに全力をつくす、インディアンの死生観に注目したものだと思う。



カタチあるものに執着するヒトと、毎日消えていくものを大切にする生き方。もちろん、インディアンは後者になるでしょう。




その中で私の好きなコトバがあります。


 

あなたが生まれたとき、



あなたは泣いていて



周りは笑っていたでしょう。



だから、あなたが死ぬときは、



周りが泣いていて



あなたが笑っているような



人生を歩みなさい。





 たとえどんなに、立派な人物や金持ちになったとしても、死んだときに皆が泣いてくれる、懐かしく思ってくれなければ、成功した人生とは言えない。どんなに真面目に働いたとしても、「あいつも働きすぎだったよ」と言われるようでは意味がない。



多くの人との心のふれあいがあり、自分の心に満足して、「私はよく生きた」と思えることが大切ではないか。という事でしょう。



人生折り返しに近づいてくると、思うものです。自分が死んだ時に、皆が泣いてくれるような生き方をしたいものだ、と。




この本は大学教授でもあり、たくさんの著書がある加藤諦三氏の「アメリカインディアンの教え」を参考にしました。


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